ウェディングプランナーと結婚式

一生に一度の結婚式というのは新郎新婦だけではなくその親族や友人などのゲストにとっても特別な日です。そのため2人らしく、また感動を呼ぶ幸せな結婚式を実現したいと尽力するのがウエディングプランナーの最大の務めです。
基本的には結婚式は新郎新婦との打ち合わせで決定した事項をもとに構成されていきます。しかし今日では新郎または新婦がサプライズを行ったり、主役の2人には内緒で友人たちがサプライズを計画するなど、何らかの驚きを加えた内容というのが当たり前となってきています。
それはウエディングプランナーもしかりです。付き合いが長い友人たちがサプライズを計画してくれることよりも、数か月の付き合いしかない式場スタッフがサプライズを実行することによってより驚きが大きくなり、感動する特別な式にすることができるのです。例えば披露宴の終盤に新婦が両親に向けて手紙を読むというのが一般的な演出の1つなのですが、新婦には内緒でお父様にも手紙を書いてもらうのです。父と娘の普段は言えない気持ちを披露宴という場で素直にぶつけることによって、多くの感動を呼びます。また新婦にとってもサプライズになりますし、新郎にとっても気持ちが引き締まるというメリットもあるのです。
こういった提案をこっそりとウエディングプランナーがすることによって、そのカップルに少しでも特別な1日にしてほしいという思いを全員に伝えることができるのです。